概要 治療の方法 治療頻度と効果の持続 リスクとダウンタイム 治療をお受けいただけない方 院長アドバイス オススメの併用治療 施術の流れ 料金表
酒さとは、赤みを伴う、顔面にニキビのようなポツポツが出る慢性の皮膚疾患です。30歳ごろから出始めますが、遺伝性があることもあり、世界では約4億人の方がお悩みの皮膚疾患です。特にアジア・太平洋では、50%の方に酒さがあるとも言われています。赤ら顔は、何らかの理由で、毛細血管が増えている状態です。
酒さでは、皮脂産生が増えたり、熱感・ひりつきを伴ったりや、赤みだけのこと、赤い糸状の毛細血管拡張が見えたりすることもあります。原因ははっきりしておりませんが、多くの要因が組み合わさることも多く、ニキビダニやホルモン、日光、気候(寒暖差)、生活習慣(辛いもの、ワイン、コーヒー等)の要因で皮脂腺が増大し、肌理(きめ)が粗くなり、ざらつきも出ます。また、毛穴周辺が盛り上がることもあります。
酒さ第1病期:顔のほてり、赤みひりつき
第2病期:にきび様発疹
第3病期:鼻の腫れや団子鼻、ニキビ様しこり
•酒さ保険診療
2022年5月より、メトロニダゾール(ロゼックスゲル®)が処方可能となりました。こちらは、ニキビダニの増殖や、活性酸素、免疫反応を抑えるため、慢性的な皮膚の炎症をやわらげます。
•酒さ・赤ら顔自費診療
当院では、トレチノイン、イソトレチノイン、ロザトール、アゼライン酸、トーニングやIPL(ジェネシス、ピコジェネシス、クラリティ、フォトフェイシャルM22) TAローション等を組み合わせます。
酒さの患者様は、肝斑を併発していることも多いため、基本的には肝斑治療をベースにしてアレンジしております。
• トレチノインやイソトレチノインは皮脂分泌抑制
• IPLやトーニング系は毛細血管拡張抑制
• アゼライン酸は炎症・皮脂分泌抑制、抗菌作用、毛穴詰まりの抑制
• ロザトールはゼオスキンの製品ですが、過剰皮脂の抑制、肌のマイクロバイオームバランスを整え、穏やかな角質ケアによって赤みを抑えます。バリア機能を回復し、水分保持を行い、回復へと導きます。
• TAローション:トラネキサム酸は炎症、赤みを抑えます。
レーザー照射をされる場合、1か月に1回、約30分の治療を5-10回ほど受けられることにより改善する方が多いです。
リスクはレーザー照射によるやけど、色素沈着。照射自体はダウンタイムはほぼなく、マイルドな治療です。
アゼライン酸のみ、妊娠中でもご使用可能です。
肝斑治療をしていくと、途中から赤みだけが目立つことが多く(酒さ・肝斑併発が多く、茶色さが先になくなるため)さらに治療を進めていくと、赤も茶色もなくなり、透明感のある健康的なお肌に入れ替わります。ポイントは、外用薬もしっかりと効果が出ているか確認しながら治療を進めることです。ご希望により、毎回診察も行います。
他のレーザー治療と同じ。 施術後、ご自宅にて、薬剤の内服・外用のこともあり
上記のいずれかの組み合わせがおすすめですが、どの組み合わせにするかは、診察にて相談させていただきます。
休診日:日曜日・祝日(不定休あり)
| 自費診療の方 | カウンセリング予約 |
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| 保険診療の方(お電話のみ) | 03-3202-7050 |
| 治療中の緊急時のお問い合わせ | 再診(緊急時対応) |
|---|---|
| 再診のご予約(お電話のみ) | 03-3202-7050 |