院長ブログ

ボトックスへのこだわり

澳門...と書いて、なんと読むでしょう~?





そう、マカオです

先日、仕事でマカオに行ってきました。





マカオはポルトガル領だった名残りで、街並みはヨーロッパのようだったり、香港のようなアジアンなストリートもあり、そしてカジノのあるホテルはベガスにいる気分にもなれてしまう、とても素敵な街です






美容皮膚科マインツクリニックへお邪魔してきました。
(台湾にも分院がいくつもあるクリニックです)





ボトックス・ボツリヌストキシン製剤はボトックスビスタ、ボツラックス、ディスポート、
ヒアルロン酸はレスチレン、ジュビダーム、
ハイフはウルセラがありました。



私も顏先生にお願いして、眉間にアラガンのボトックスビスタを入れていただきました。
(痛いのが苦手なので、イノトックス入れて!とお願いしたのですが...)






いつも私は、自分で鏡を見ながら注入していますが、他のドクターに治療していただくと、治療の流れひとつひとつを患者さま視点で見られて、とても勉強になりますね。


マインツクリニックさんも、日本でも一般的な「カウンセラーさんのお話とお見積り→ドクター診察」という流れでしたが、私が質問をするたびに、カウンセラーさんがドクターに確認に行くので、スムーズに話ができないことがちょっともどかしく思いました。

やはり私は、最初からお見積りまで、1人のドクターが責任を持ってお話をする当院のスタイルがしっくり来るので、これからもそうしていこうと改めて思いました!


ちなみに、私はボツリヌストキシン製剤はイノトックスを愛用しています。

理由は
①元々液体のため溶解の際の誤差が生じない
②薬剤を安定させるための動物性由来、ヒト血清アルブミンが配合されていないので最も安全
③注入時の痛みが他の製剤の3/10(当院調べ、pHの問題)

です。

イノトックス以外の製剤は粉末で、それを生理食塩水で溶解して使用します。

生理食塩水のpHは、4.5-8なので(安定性のため、緩衝剤が入っているから)
生理食塩水に粉末のボツリヌストキシン製剤を加えると、生理食塩水のpH±0.5
すなわち、pH4-8.5となるわけです。

人体のpHは約7.4(ものに因りますが)なので、薬剤のpHとの差が大きいと、注入時の痛みが大きくなります。

イノトックスは、pH7-7.4と生体に近いので、
注入時の痛みが格段に少ないことと、安全性の点からオススメです



長々とすみませんでした...


院長 佐々木真佐

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